情緒不安定

サークルの学祭での演奏会が終わった。

 

今回はなんだかみんなの気持ちがまとまっている感じがして、ギスギスしたりとか、自分だけカッコ良ければいいとか、そういうガキっぽい雰囲気を感じなくて気持ちが穏やかだった。

 

何より嬉しかったのは見てくれた人が多かったこと。

きっと知らないバンドだし、演奏を見ることはサークル会員にとって半強制なので興味があって見ているわけでない人もたくさんいるけれど、見て見たらよかったです。っていう風な感想があっちこっちで飛び交って、私が1年生の時のサークルを思い出した。

 

私は後輩と沢山バンドを組んだ。

皆、同級生で思い入れの強いバンドをしたり、やっぱり四年感伊達にステージ立ってない分、経験からカッコいいがわかっているバンドをしていて心底羨ましかったし、同級生と組むバンドが少ない私は凄く惨めだなと思っていたけれど、結果皆私が羨ましいだろ!って思うぐらいに後輩と組んだバンドが最高だった。

この子はこんなこともできるんだ、とか、この子は凄く熱心だとか、こんな可愛らしいところやお茶目なところがあるんだなとか、発見がたくさんあって面白かった。みんなきっと、私の演奏も含め、見て聴いて、あの子達と組みたくなったに違いないと思った。

 

 

先輩たちが抜けてしまって、私たちが最上級生になって、褒められることがなくなって。やっぱり同級生は皆上手だから、私はステージの上で目立たない存在になっていることにずっと劣等感を覚えていた時期があって。でもそれを乗り越えて、まあ、楽しかったらいっかって思いながらゆるゆるとやって来たんだけど、昨日は後輩に褒めらた。

 

ボーカルの中で私の歌、歌い方が一番好きだと言われたのが本当に嬉しかった。

音程がブレブレで、もさっとした声で、狭い音域でも、全部出そうと思いながらボーカルをしていた。少しでもそれを見ていいと思ってくれる人がいるんだと思うと凄く嬉しかった。コピーバンドだし、人の曲だけど。

 

 

でも、それにしても、やっぱり同級生はカッコいい。

私はいつも追いつこうと思っていた。入学当初、皆上手くて、先輩に「1年生上手いね」と言われた「1年生」に私は入っていなかった。何とか追いつこうと思ってしがみついて登っても、皆また離れていってしまうような同級生だ。重複するけど、素敵な舞台を見せられるたびに、私はこういう風にはなれない、ずっと雲の上にいる人たちばかり、みたいな気持ちになったのだ。でも年を重ねて、考え方も変わって、この人たちと同じ学年でフランクにバンドを組めることに感謝するようになった。

 

私は運が良いし、幸せ者だ。

 

私はとある女の子のベースが大好きなのだけど、彼女が弾く姿をみて、何故だか泣きそうになった。こんなにカッコいいなんてずるいな〜いいな〜と思って、私もこんな風になりたかったと嘆きそうになった。

 

 

こんな気持ちになるから、たまにムカついてもやめられないし、私は音楽を聴いてグッと動く心を持っていてよかったなと思う。

 

 

12月も頑張ろう。